2023.01.14
法律では政府という表現になっているが、問題文の国という表現も間違っているのではないか?
R4年 公害総論 問2解説
2023.01.12
修正しました。ご指摘ありがとうございます!
R4年 汚水処理特論 問15解説
2023.01.12
上向流式嫌気汚泥床はUp-flow Anaerobic Sludge Blanketの頭文字をとってUASBを呼ばれることも多いです。
UASBを呼ばれる→UASBと呼ばれる
R4年 汚水処理特論 問15解説
2023.01.08
修正しました。ご指摘ありがとうございます!
H25年 大気概論 問3解説
2023.01.08
よって、こちらの法律だと、選択肢(1)がばい煙発生施設に該当しないといえます。
よって、こちらの法律だと、選択肢(1)がばい煙発生施設に該当しないといえます。
文章の重複があります。
H25年 大気概論 問3解説
2023.01.05
サイト管理者様へ
Hの燃焼の式ですが、
4H + O2 =2H2O
より、
H + 1/4 O2 = 1/2 H2O
の方がいいと思います。 後者の式なら 次のkmolの関係式に現れる係数の1 ,1/4, 1/2が自然に現れます。
R4年 大気特論 問3解説
2023.01.05
最初の指摘をした者です。議論が盛り上がるのはいいことだと思います。
サイトの運営者様へ
kg, kmol, m3Nへの変更は適切です。それと誤解していましたが、ここにある解説は内容的には、私が最初に指摘した計算方法そのものになっています。化学反応ですから、その段階ではmol(kmol)で考える必要がありますが、その後のガスの量は所詮理想気体仮定なのだからm3Nで行えばいいのではというのが私の指摘でした。
河合さんへ
組成が与えられたとき、液体・固体燃料の燃焼諸量を計算するのに組成から計算する方法を公式として利用するのは大賛成です。この試験でも頻繁に登場しますから、そこから出発しても閲覧者は理解できると思います。必要ならこの公式の導出過程を別途示せばいいと思います。
ただし、使用する公式については意見があります。理論空気量の式
A₀=8.89c+26.7(h-o/8)+3.33s (1)
は決して使用してはいけません。この公式は酸素濃度が21.0%の空気にしか適用できないからです。適用すべきは、
A₀=22.4/0.21 x (c/12 +h/4 -o/32 + s/32) (2)
です。(1)式は、(2)式をさらに計算(8.89 = 22.4/(0.21 x 12))しただけです。
酸素濃度が21%以外の例えば、酸素濃度を25%にした酸素富化空気の場合は、上式の0.21を0.25に変えるだけで適用できます。また、(2) 式に登場する数値は、全て原子量等の基本的な数値です。(1)式だと、8.89とか一見すると意味のない数値を暗記する必要があります。電卓のない昔なら(2)式を(1)式の形で暗記することに意味があったと思いますが、電卓使用では大差ないでしょう。燃料の組成が関係する式は全て同様です。
R4年 大気特論 問3解説
2023.01.05
この設問の燃焼計算を解くに当たり、色々な方法がありますが、大切なことは、多くの受験勉強をしている方々がどの様な方法で学習されているかということです。先ず言えることは、テキストとして、「新・公害防止の技術と法規2021大気編」等々を活用されていると思います。別に宣伝するつもりはありませんが、やはり「過去問解説」が、それに沿って解説されていると何と無くしっくりくるものがあります。従って、私なりの解説になりますが、参考にしていただければ幸いです。
「新・公害防止の技術と法規2021大気編」の「技術編」P.20~P.22の Ⅲ.2.4 液体・個体燃料の燃焼計算で、理論空気量を求める式、
A₀=8.89c+26.7(h-o/8)+3.33s ・・・(1)
P.22の乾き燃焼ガス量を求める式、
G'=(m-0.21)A₀+1.867c+0.7s+0.8n ・・・(2)
設問では、加圧燃焼方式ではなく自然通風でのボイラーを想定しており、煙道ダクト内部は、負圧になっており、ダクトが経年劣化の為腐食して穴が開いて、そこからの外気が侵入している状況を想像して下さい。侵入している個所より後方にある排ガス測定点の二酸化硫黄の濃度が、245 ppmであるので、侵入空気量をAxとすると、
(SO₂)/(G'+Ax)=245×10⁻⁶ ・・・(3)
c=0.86 h=0.135 s=0.005 [kg/kg-Fuel], 空気比: m=1.2 , (SO₂)=0.7s=0.7×0.005
等を(1)式、(2)式、(3)式にそれぞれ代入すると、
A₀≒11.26
G'≒12.76
Ax≒1.52
が求まる。(1)式、(2)式は、液体燃料の燃焼計算では、公式として、暗記しておきたいです。
R4年 大気特論 問3解説
2023.01.05
些細な指摘に対し、早速、訂正された事を嬉しく思います。
R4年 大気特論 問2解説
2023.01.05
了解しました。どのように計算するかは好みの問題です。私はmolでの計算のほうが煩雑だと思います。ただし、高校化学を前提とするにしても、最低限
g, mol, L -> kg, kmol, m3N
にしての計算はすべきでしょう。
R4年 大気特論 問3解説
2023.01.05
解説を修正しました。ご指摘ありがとうございます。
なお、計算をmolで進めるか体積で進めるかについては検討しましたが、高校1,2年生で化学の基礎を履修している受験者の方を想定し、化学反応式を用いるときにはmolで考えるようにしました。
もちろん、大学などで専門的な化学を学んだ方が、より高度な解法を使うことに異存はありません。
R4年 大気特論 問3解説
2023.01.05
ご指摘ありがとうございます。
「石炭化度による」というのはその通りなのですが、そう覚えても、では発熱量はどうなのか、硫黄分はどうなのか…といった関係がつかみにくいので、便宜上「優れている」という説明文を残しています。
正確性に欠ける表現ではありますが、試験対策としては有用な覚え方だと思うので、ご容赦ください。
また、当サイトのコンセプトをこちらのページで示しておりますので、もしよろしければご確認いただけると幸いです。
R4年 大気特論 問1解説
2023.01.05
>同じ石炭を使うのは自明~この文章は必要ないものと思います。
難しめの問題については前提条件をはっきりさせたほうが伝わりやすいかと思い、このように書きました。
投稿者さんにとっては自明なことかもしれませんが、様々な受験者の方に向けた解説としたいので、ご容赦ください。
>数式で導くほうが素直な気がします。このサイトでは、数式はなるべく使わないのがポリシーのようですが~
ご指摘ありがとうございます。
数式をなるべく使わないのがポリシーというわけではありません。
頻出問題で使える公式は必ず押さえておくべきなので、遠慮なく数式をどんどん使って解説しています。
一方で、滅多に出題されないテーマで使用する数式は知らなくても仕方ないと思うので、なるべく知識に頼らずに済む解法を心がけています。
ご指摘いただいたようなアプローチも有用だと思いますので、今後の出題傾向や他の受験者さんからのコメントも参考にしつつ、必要に応じて見直していきたいと思います。
R4年 大気特論 問4解説
2023.01.04
すみません、最後の酸素濃度換算値の式の記号を間違えました。大気汚染防止法では、
NOx* = (21 – On)/(21-Os) x (NOx)
On:施設ごとに定める標準酸素濃度% Os:測定時の酸素濃度%
NOx: 測定したNOx値 ppm
でした(式としては間違っていませんでしたが、使用する記号が逆でした)。
この式を見れば、この問題は
排ガス中酸素濃度 5%のとき、NOxが200 ppm だったとき、酸素濃度 2% に換算したNOx濃度は何ppmか? という換算の問題だということがわかります。
R4年 大気特論 問4解説
2023.01.04
修正しました。ご指摘ありがとうございます!
R4年 大気特論 問2解説
2023.01.04
このサイトの燃焼計算の解説を拝見して思うのですが、なぜ、気体燃料の場合はm3Nベースで計算しているのに、液体・固体燃料のときはmol数に割り戻して計算するのでしょうか?液体・固体燃料のときでも燃料1kgで考えて、ガス側をm3Nで考えれば、ガス燃料の場合と同様に計算できると思います。
C + O2 = CO2
H + 1/4O2 = 1/2 H2O
S + O2 = SO2
より完全燃焼時の量的な関係は、
12 kgのCは 22.4m3NのO2を必要とし、22.4m3NのCO2が発生する。
1 kgのHは 1/4 x 22.4m3NのO2を必要とし、1/2 x 22.4m3NのH2Oが発生する。
32 kgのSは 22.4m3NのO2を必要とし、22.4m3NのSO2が発生する。
この関係を導く過程で、燃料中のC, H, Sの量をkmolで考え、さらにガス側をm3Nにしていますので、このサイトの計算手順ででやっていることを、一回で済ませたことに相当します。
この関係を導いてしまえば、ガス側はm3Nベースで計算可能です。燃料1kgを考えると、炭素割合がc, 水素割合がh, 硫黄割合がsの燃料の理論空気量 A0 m3N/kgは、
0.21A0 = (c/12 + h/4 + s/32) x 22.4 -> A0=22.4/0.21 x (c/12 + h/4 + s/32)
解説では理論空気量を求めるのにいつも21:79の関係からN2のモル数を求めてO2のモル数と合計し、それをm3Nに戻していますね。O2の体積を0.21でわればそれが空気の体積です。
乾き排ガス量をG' m3N/kg, 空気比をmとすると、
乾き排ガス量 = 供給した空気の量 - 燃焼で消費した酸素の量 + 燃焼で発生したCO2の量 + 燃焼で発生したSO2の量
より(ここから先は気体燃料と共通)、
G' = mA0 - 0.21A0 +22.4 x (c/12 + s/32) = (m-0.21)A0 + 22.4 x (c/12 + s/32)
蛇足ながら、A0にN2を計上しているのでN2の量を考える必要はありません。
SO2濃度は定義から、
(SO2) = 22.4 x (s/32)/G'
これからは、この問題で考えま...
R4年 大気特論 問3解説
2023.01.04
「左側がより優れていて、右側がより劣っている石炭ということになる」は、見方によっては誤りです。石炭の分類は、石炭化度によるもので、この序列は石炭の「優劣」には必ずしも対応しません。燃料としての石炭では、揮発分が極端に少ない無煙炭の燃焼性は揮発分が多い瀝青炭より劣り、燃焼性の観点からは無煙炭は瀝青炭より劣っています。このため、ボイラでは使用しません。これは一例ですが、炭種の優劣はそれを利用するプロセス等に依存するので、「左側がより優れていて、右側がより劣っている石炭」は適切な表現ではありません。
R4年 大気特論 問1解説
2023.01.04
解説に、「これは2つの条件を比較するための燃焼実験なので、両者で同じ石炭を同量用いている点を、まずは押さえてください。」とありますが、同じ石炭を使うのは自明、また、1kgあたりで考えるので、両条件での石炭の使用量には関係ありません。この文章は必要ないものと思います。
数式で導くほうが素直な気がします。このサイトでは、数式はなるべく使わないのがポリシーのようですが、このケースでは数式での解法も解説してほしいと思う人がいると思います。簡単な計算ですので、両解法を併記したらいかがでしょうか。
要は解説にある通り、両条件での乾き排ガス量の比を計算すればよいので、この説明にあるようにAを理論乾き排ガス量 m3N/kgとして、条件1と2での、乾き排ガス量をG'1, G'2 m3N/kg、過剰空気量をB1,B2 m3N/kg、 乾き排ガス中の酸素割合をx , yとすると、
解説にあるとおり、乾き排ガス量= 理論乾き排ガス量 + 過剰空気量 より、
G'1=A+B1
G'2=A+B2
酸素濃度の定義より、
x=0.2*B1/(A + B1) -> B1/A=x/(0.2 -x) -> G1'/A = 1 + B1/A = 0.2/(0.2 - x)
y=0.2*B2/(A + B2) -> B1/A=x/(0.2 -y) -> G2'/A = 1 + B2/A = 0.2/(0.2 - y)
G2'/G1' = (0.2 - x) /(0.2 - y) = (0.2 - 0.02) /(0.2 - 0.05) = 1.2
この問題の背景は、NOxやばいじん規制にある、酸素濃度換算値NOx*の考え方だと思います。
NOx* = (21 - Os)/(21-On) x (NOx)
Os:施設ごとに定める標準酸素濃度% On:測定時の酸素濃度%
NOx: 測定したNOx値 ppm
R4年 大気特論 問4解説
2023.01.04
[一方、LNGとジメチルエーテル(DME)は、どちらも常温で加圧することで液化するガス燃料です。よって、この時点で選択肢(1)、(3)、(5)が残ります。]の解説では、LNGではなく、LPGの
誤りではないですか。
R4年 大気特論 問2解説
2022.11.13
ご意見ありがとうございます。
ご指摘の通りですが、本問で空気比の話を出すと解説が煩雑になるため、「湿りではなく乾き」という点に絞って解説しています。
本問の類題は全て空気比=1として考えることができる上、空気比を意識しなくても完全燃焼の化学反応式が書ければ正解できるので、得点に影響は出ないと考えます。
補足(ご質問者さん以外の受験者の皆さんへ)
この試験では、空気比は問題文に明記されたときだけ気にすれば大丈夫です。
H27年 大気特論 問4解説
2022.11.13
ご意見ありがとうございます。
ご指摘の通りですが、本問で空気比の話を出すと解説が煩雑になるため、「湿りではなく乾き」という点に絞って解説しています。
本問の類題は全て空気比=1として考えることができる上、空気比を意識しなくても完全燃焼の化学反応式が書ければ正解できるので、得点に影響は出ないと考えます。
補足(ご質問者さん以外の受験者の皆さんへ)
この試験では、空気比は問題文に明記されたときだけ気にすれば大丈夫です。
H25年 大気特論 問3解説
2022.11.13
ご意見ありがとうございます。
ご指摘の通りですが、本問で空気比の話を出すと解説が煩雑になるため、「湿りではなく乾き」という点に絞って解説しています。
本問の類題は全て空気比=1として考えることができる上、空気比を意識しなくても完全燃焼の化学反応式が書ければ正解できるので、得点に影響は出ないと考えます。
補足(ご質問者さん以外の受験者の皆さんへ)
この試験では、空気比は問題文に明記されたときだけ気にすれば大丈夫です。
H23年 大気特論 問4解説
2022.11.13
(CO2)maxの定義がきちんと説明されていません。H23-Q4, H25-Q3の解説も同様です。あくまでも空気比が1の特別な場合のCO2濃度です。
H27年 大気特論 問4解説
2022.11.13
H23 問4と同じですが、(CO2)maxの説明が不十分です。
H25年 大気特論 問3解説
2022.11.13
(CO2)max の定義をきちんと説明していません。CO2濃度の計算で分母に用いる乾き排ガス量は、空気比=1の特別な場合(理論乾き排ガス量)という説明が抜けていると思います。
H23年 大気特論 問4解説
2022.10.28
修正しました。ご指摘ありがとうございます!
H22年 公害総論 問7解説
2022.10.28
>~、現在ではオゾン層破壊物質でないHCF(ハイドロクロロフルオロカーボン)がさらなる代替フロンとして用いられています。
HFC(ハイドロフルオロカーボン)ですか?間違っていたら、すいません。
過去問10年じゃなくて、ここまで解いておけばよかったです。
H22年 公害総論 問7解説
2022.10.21
修正しました。ご指摘ありがとうございます!
R4年 公害総論 問15解説
2022.10.21
解説の下段 「(2)の地熱発電所の数値が誤っているので、正解は(2)となります。」は記載の誤りではないでしょうか。
R4年 公害総論 問15解説
2022.10.04
ありがとうございました。
化学から遠ざかっていたので苦労しましたが、お蔭様で勉強が進みました。
R3年 大気特論 問3解説