国家公務員総合職(化学・生物・薬学)H27年 問85解説

 問 題     

ショウジョウバエの発生に関する記述㋐~㋓のうち妥当なもののみを挙げているのはどれか。

㋐ 初期発生に関わる母性因子とは、母親によって合成されて卵に蓄えられたタンパク質や mRNA のことである。
㋑ 胚の前後軸は、胚性遺伝子のみによって決定される。
㋒ 分節化を支配する遺伝子のヒエラルキーは、ギャップ遺伝子、セグメントポラリティー遺伝子、ペアルール遺伝子の順である。
㋓ 体節が形成された後、各体節に固有の機能や形態をもたらす遺伝子は、ホメオティック遺伝子である。

1. ㋐ ㋒
2. ㋐ ㋓
3. ㋑ ㋒
4. ㋑ ㋓
5. ㋒ ㋓

 

 

 

 

 

正解.2

 解 説     

㋐ は妥当な記述です。
母性因子とは、卵母細胞に蓄積された mRNA やタンパク質のことです。体軸形成など、発生初期に大きな役割を担います。

㋑ ですが
「のみ」ではありません。よって、㋑ は誤りです。

㋒ ですが
ギャップ→「ペアルール」→「セグメントポラリティー」の順です。よって、㋒ は誤りです。

㋓ は妥当な記述です。

以上より、正解は 2 です。

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