標準電極電位

標準電極電位とは、ある単体を、そのイオンが 1mol/L 存在する溶液につけた場合において、単体と溶液の間に生じる起電力(電位差)のことです。水素が基準となります。

例として、Li の標準電極電位は -3.045 V、Au の標準電極電位は 1.520 Vです。

標準電極電位が負であるというのは、イメージとしては単体よりもイオンの方がエネルギーが低いということになります。つまり、電子を放出しやすい = 陽イオンになりやすいといえます。

標準電極電位が正であるというのは、イメージとしては単体よりもイオンの方がエネルギーが高いということになります。つまり、電子を放出しにくい = 陽イオンになりにくい(単体で存在しやすい)といえます。

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