薬剤師国家試験 第111回 問21 過去問解説

 問 題     

スイセンによる食中毒の原因物質はどれか。1 つ選べ。

  1. アコニチン
  2. アミグダリン
  3. コルヒチン
  4. チャコニン
  5. リコリン

 

 

 

 

 

正解.5

 解 説     

選択肢 1,2,4 は確実に誤りと判断したいです。選択肢 3 は、自信が持てないかもしれませんが、過去問既出の内容なのでなんとなく消去できるのが望ましい記述 です。


選択肢 1 ですが

アコニチンはトリカブトに含まれる猛毒で、神経毒です。スイセンによる食中毒の原因物質ではありません。選択肢 1 は誤りです。

選択肢 2 ですが
アミグダリンは、青酸 (シアン) 配糖体の一種です。CN を含むことが特徴です。青梅、アーモンドなどに含まれます。スイセンによる食中毒の原因物質ではありません。選択肢 2 は誤りです。

選択肢 3 ですが
イヌサフランの球根にはコルヒチンが含まれるため、誤食すると呼吸不全等を起こし死に至ることがある。という記述が既出です。スイセンによる食中毒の原因物質ではありません。選択肢 3 は誤りです。

選択肢 4 ですが
チャコニンは、ジャガイモの芽などに含まれる天然毒素です。スイセンによる食中毒の原因物質ではありません。選択肢 4 は誤りです。

選択肢 5 は妥当です。
リコリンは、スイセンに含まれるアルカロイドで、毒性を有します。


以上より、正解は 5 です。

類題 108-131
https://yaku-tik.com/yakugaku/108-131/

参考 衛生薬学まとめ 自然毒
https://yaku-tik.com/yakugaku/es-1-3-3/

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