106回薬剤師国家試験 問188解説

 問 題     

高尿酸血症及び痛風の病態と治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 痛風発作は、関節内に析出した尿酸塩結晶が引き起こす急性関節炎発作である。
  2. 高尿酸血症の病型としては、尿酸産生過剰型が多い。
  3. 痛風発作時には、直ちにアロプリノールを用いる。
  4. 痛風間欠期には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が用いられる。
  5. 尿路結石がある場合は、尿酸排泄促進薬を用いない。

 

 

 

 

 

正解.1, 5

 解 説     

選択肢 1 は妥当です。

選択肢 2 ですが
多数を占めるのは尿酸排泄低下型です。(100-189)。尿酸産生過剰型ではありません。選択肢 2 は誤りです。

選択肢 3 ですが
発作時にアロプリノールを使っても、即効性は期待できません。コルヒチン、インドメタシン、ナプロキセンなどが発作時に使用する薬としては妥当です。(薬理学のまとめ 3-5 3))。選択肢 3 は誤りです。

選択肢 4 ですが
間欠期とは、発作の間にある無症状の時期のことです。この時に鎮痛効果のある NSAIDs を使う意味はないと考えられます。選択肢 4 は誤りです。

選択肢 5 は妥当です。

以上より、正解は 1,5 です。

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