R1年 大気概論 問6 問題と解説

 問 題     

2016(平成28)年度における微小粒子状物質(PM2.5)の大気汚染状況に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 有効測定局数は、一般環境大気測定局のほうが自動車排出ガス測定局より多い。
  2. 長期基準と短期基準の両方を達成した場合に、環境基準を達成したと評価する。
  3. 環境基準達成率は、一般環境大気測定局で93.1%、自動車排出ガス測定局で70.2%であった。
  4. 年平均値は、一般環境大気測定局が11.9μg/m3、自動車排出ガス測定局が12.6μg/m3であった。
  5. 環境基準達成率は、一般環境測定局と自動車排出ガス測定局の両方において、同年度の浮遊粒子状物質のそれよりも低い。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説    

(3)に関して、2016(平成28)年度におけるPM2.5の環境基準達成率は、一般環境大気測定局で88.7%、自動車排出ガス測定局で88.3%となっています。

PM2.5に関する環境基準の達成率については、最新の数値をこちらのページにまとめてあるので、試験前には参照しておくとよいと思います。

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