粒子の沈降速度に関するストークスの式の説明として、誤っているものはどれか。
- 粒子の密度が同じで粒子径が2倍になると、粒子の沈降速度は4倍になる。
- 液体の粘性が2倍になると、粒子の沈降速度は1/8になる。
- 粒子の沈降速度は重力加速度に比例する。
- 粒子の沈降速度が大きい領域では、ストークスの式に代わってアレンの式などが適用できる。
- 油滴の浮上についても、ストークスの式などを用いて浮上速度が計算できる。
正解 (2)
解 説
ストークスの式は以下の通りです。

- v:沈降速度
- g:重力加速度
- ρs:粒子の密度
- ρ:液体の密度
- d:粒子径
- μ:液体の粘性
上式の見るとわかりますが、粘性μが2倍になると粒子の沈降速度vは1/2になります。
よって、正解は(2)です。

コメント
説明文で液体の粘性μがηになっています。
修正しました。ご指摘ありがとうございます!