H24年 汚水処理特論 問2 問題と解説

粒子の沈降速度に関するストークスの式の説明として、誤っているものはどれか。

  1. 粒子の密度が同じで粒子径が2倍になると、粒子の沈降速度は4倍になる。
  2. 液体の粘性が2倍になると、粒子の沈降速度は1/8になる。
  3. 粒子の沈降速度は重力加速度に比例する。
  4. 粒子の沈降速度が大きい領域では、ストークスの式に代わってアレンの式などが適用できる。
  5. 油滴の浮上についても、ストークスの式などを用いて浮上速度が計算できる。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説    

ストークスの式は以下の通りです。

  • v:沈降速度
  • d:粒子径
  • ρ:粒子の密度
  • ρ0:液体の密度
  • g:重力加速度
  • η:液体の粘性

上式の見るとわかりますが、粘性ηが2倍になると粒子の沈降速度vは1/2になります。

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