腎クリアランス

クリアランス 及び全身クリアランスに関しては、2-3 9)(肝クリアランスおよび肝固有クリアランス)をご覧ください。

腎臓において『薬物の消失速度=腎クリアランス×薬物濃度』と表すことができます。腎臓における「薬物の消失」とは「尿として排泄」です。

従って、尿中の薬物濃度を 「尿中C」、1 分間の尿量を「V」 とすれば、腎臓における薬物の消失濃度は「尿中C × V」 と表すことができます。

先程の節(2-4 1))の繰り返しになりますが、腎臓における排泄は大きく3つの過程によります。1:糸球体ろ過、2:尿細管分泌、3:尿細管再吸収 です。

腎クリアランスは、より詳細に記述すると、上記の3つの過程に対応して『腎CL =  「糸球体ろ過 CL」 + 「分泌 CL」 - 「再吸収 CL」』と表すことができます。

糸球体ろ過速度を GFR、タンパク質非結合率を f とすれば、「糸球体ろ過 CL」 の部分を 「f・GFR」 と表すこともできます。腎クリアランスについては、以上です。

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