国家公務員総合職(化学・生物・薬学)R1年 問54解説

 問 題     

添加剤に関する記述 ㋐~㋓ のうち妥当なもののみを挙げているのはどれか。

㋐ エチルセルロースは水溶性で,苦味のマスキングや薬物の徐放化の目的で使用される。
㋑ パラオキシ安息香酸エステル類は,単独よりもアルキル鎖の異なる2 種類以上を混合した方が防腐効力は強い。
㋒ 腸溶性コーティング剤として,ヒプロメロースが用いられる。
㋓ 結晶セルロースは直接粉末圧縮法(直打法)で用いられる結合剤である。

1.㋐,㋑
2.㋐,㋓
3.㋑,㋒
4.㋑,㋓
5.㋒,㋓

 

 

 

 

 

正解.4

 解 説     

㋐ ですが
エチルセルロースは徐放性コーティング剤です。

㋑ は妥当な記述です。
パラオキシ安息香酸エステルのエステル部分がメチル、エチルなど、複数混合したものの総称が「パラベン」です。

㋒ ですが
腸溶剤コーティングに用いられるのは「ヒプロメロースフタル酸エステル」です。ヒプロメロースではありません。よって、㋒ は誤りです。※頻出事項

㋓ は妥当な記述です。(97-51)

以上より、正解は 4 です。

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