問 題
集団における遺伝子多型に関する次の記述の ㋐、㋑、㋒ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。
「ある集団では、遺伝子座 A に A1 と A2 の二つの対立遺伝子があり、図の下線で示した塩基が配列 A1 では T、配列 A2 では G という ㋐ が存在する。また、遺伝子座 B には下線に示した箇所に ㋑ があって、反復回数の多型が存在している。㋐ や ㋑ の変異が遺伝子の中にある場合、遺伝子の機能が ㋒ 。」
正解.2
解 説
㋐ ですが
集団における、遺伝子配列の一塩基の違いなので「一塩基多型」です。
㋑ ですが
AT が一箇所で反復しているため「単純」反復配列です。
㋒ ですが
一塩基多型であれば、翻訳されるアミノ酸が同じといった場合が考えられます。反復配列については、そもそもイントロン部分であるといった場合がありえます。遺伝子の機能が損なわれるとは限りません。
以上より、正解は 2 です。
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