国家公務員総合職(化学・生物・薬学)H29年 問57解説

 問 題     

殺虫剤に関する記述㋐、㋑、㋒のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

㋐ 有機リン系殺虫剤のフェニトロチオンは優れた防虫作用を示すが、ヒトに対する急性中毒作用が強いため、より低毒性のパラチオンが開発された。
㋑ 有機塩素系殺虫剤のDDT は、昆虫に対して強い毒性を示すが、農作物への残留性が高く、ヒトの脂肪組織に蓄積しやすいため、日本では農薬としての使用が禁止された。
㋒ ピレスロイド系殺虫剤は、哺乳類に対して低毒性であり、有機リン系やカルバメート系殺虫剤に抵抗性を示す害虫に対しても高い殺虫効果を示す。

1.㋐
2.㋐、㋒
3.㋑
4.㋑、㋒
5.㋒

 

 

 

 

 

正解.4

 解 説     

㋐ ですが
パラチオンの登場を受けて、より低毒性のフェニトロチオン(商品名 スミチオン)が開発されました。よって、㋐ は誤りです。

㋑、㋒ は妥当な記述です。

以上より、正解は 4 です。

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