国家公務員総合職(化学・生物・薬学)H28年 問106解説

 問 題     

生物の系統分類に関する次の記述の㋐〜㋓に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

「Whittaker は生物を原核生物・原生生物・菌・植物・動物の五つの㋐に分けた。現在の分子系統解析によると、これらのうち菌は㋑に一番近いと考えられている。

また、原生生物・菌・植物・動物は真核生物として1 群にまとまるが、原核生物は真正細菌と古細菌に分けられ、真核生物と合わせて三つの㋒を構成している。

真正細菌・古細菌・真核生物の系統関係を明らかにするためには、系統樹上の㋓の位置を決める必要がある。」

㋐ ㋑ ㋒ ㋓
1.界     植 物  ドメイン  根
2.界     動 物  ドメイン  根
3.界     動 物  ドメイン  節
4.ドメイン  植 物  界     節
5.ドメイン  動 物  界     節

 

 

 

 

 

正解.2

 解 説     

㋐ ですが
Whittaker (ホイタッカー)の五「界」説です。正解は 1 ~ 3 です。

㋑ ですが
五界説では、菌は「動物」に近いと考えられています。正解は 2 or 3 です。

㋒ は、選択肢よりドメインです。

㋓ ですが
系統関係を明らかにするためには「根」の位置を決める必要があります。

以上より、正解は 2 です。

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