出生から死亡までの変化が成長、老化です。
ヒトは出生後、乳幼児期→学童期→青年期→成人期→老年期と発達していきます。「成長」は、身長や体重といった量的な増大に注目した用語といえます。一方「老化」は、心身の生理的機能の不可逆的な低下といえます。
子供から大人へと成長していく際に重要な役割を果たすホルモンの一つが「成長ホルモン」です。成長ホルモンは脳下垂体の前葉から分泌されます。
女性は平均 50 歳で月経の終了である閉経をむかえます。閉経後は女性ホルモンの分泌量が大きく変化します。閉経前後5年程度を更年期と呼び、ホルモン量の変化に伴う様々な症状があらわれることがあります。代表例としては、女性ホルモンの一種であるエストロゲンが骨吸収を緩やかにするのですが、その機能が衰え、骨吸収が促進し、骨粗鬆症が進行する原因となりえます。
また、男性も老化により男性ホルモン分泌量が少なくなり、更年期症状が見られることがあります。
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