性周期、妊娠、出産

性周期とは、女性ホルモンにより調節される、妊娠準備のための一定周期的変化のことです。

1:卵の準備。
具体的には子宮の奥の卵巣にある複数個の卵胞が発育

→2:受精しうる状態が近くなるため
子供のベッド準備。具体的には子宮内膜増殖

→3:卵が1個移動。
具体的には排卵。排卵に先立ち、黄体形成ホルモン急上昇(LH サージ)

→4:排卵後、残りの卵胞は黄体と呼ばれる器官に変化し、黄体ホルモン=プロゲステロンを放出。これを受けて子宮内膜が妊娠に適した状態になります。子供のベッドに布団用意するイメージ。

→5:受精しなかった場合、ベッドが剥がれて排出される(月経)。という流れです。

赤ちゃんや胎盤が母体の外に出るまでが妊娠です。
受精すると、受精直前の月経を0週0日とし、直後の月経予定日を4週0日と計算します。4~7週前後は、主要な器官形成時期のため、絶対過敏期と呼びます。妊娠期間は平均 280 日±15 日とされています。胎児及びその付属物が産婦の体から娩出されるのが出産です。

参考 101-112 

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