SI 単位系

SI は「Système International d’unités」の略です。フランス語で国際単位系という意味です。SI 単位系は、国際的に定められ広く用いられている単位系です。定義定数と呼ばれる 7 つの物理定数に基づく単位系と定義されます。

基本単位m,kg,s,A,K,cd,mol の7つです。全ての物理量の単位は、この7つの掛け算や割り算から構成されます。基本単位から作られる単位を SI 組立単位といいます。ちなみに、基本単位で表せない物理量についても「無次元」という単位を有すると考えます。

よく用いられるが、非 SI 単位系であるものに 体積における「L」、及び濃度における モル濃度 (mol/L) があります。L については、非 SI 単位系であることは少し意識しておくとよいです。

基本単位の定義は科学技術の進歩に伴い見直され、再定義されてきました。2019 年に、質量の定義として用いられていた キログラム原器が、定義の変更により役目を終えたことを聞いたことがある人もいるかもしれません。ちなみにですが、現在の時間の定義は、セシウム原子を用いた遷移周波数という定義定数に基づくのですが、次世代の標準として期待される光格子時計による時間標準の開発が進んでおり、近い将来秒の定義が変わることが予想されているようです。

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