薬学 CBT 対策(薬学共用試験センター 一部公開分)No.134 問題と解説

 問 題     

徐脈性不整脈の治療に用いられるのはどれか。

1. アミオダロン
2. イソプレナリン
3. プロプラノロール
4. ベラパミル
5. リドカイン

 

 

 

 

 

正解.2

 解 説     

徐脈性、すなわち、脈が遅くなるような不整脈の治療には、イソプレナリンなどが用いられます。正解は 2 です。

ちなみに、アミオダロンは、クラスⅢ群 抗不整脈薬です。K+ チャネル遮断です。

プロプラノロールは、クラスⅡ群 抗不整脈薬です。β 遮断作用があります。

ベラパミルは、クラスⅣ群 抗不整脈薬です。Ca2+ チャネル遮断薬です。

リドカインは、クラスⅠb群 抗不整脈薬です。Na+ チャネル遮断薬です。活動電位時間を短縮します。

参考 薬理学まとめ 代表的な抗不整脈薬

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