幻のアフリカ納豆を追え! : そして現れた<サピエンス納豆>

本の内容を簡単に…

アジア辺境の納豆の存在を突き止めた著者が、幻の納豆を追い求めます。

著者はこんな方

高野秀行さん。
日本のノンフィクション作家、翻訳家。

「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」というポリシーで、本当にポリシー通りの本です。

おすすめのポイント

本を読む理由の1つは 「拡散性志向」 を満たしてくれるからではないでしょうか。すなわち、自身の様々な制限を超えた体験を求める性質が内にあり 、「異なる視点、経験」を求めるから、本に手が伸びるのではないかと思います。

本書の話題は 多くの人に身近な「納豆」です。 著者は本書の前に 「ミャンマー奥地で遭遇した、納豆卵かけご飯」をきっかけに 日本以外の民族における納豆食を知ります。そして納豆をめぐる冒険を繰り広げ 「謎のアジア納豆 そして帰ってきた〈日本納豆〉」を書いています。その後に 「幻の納豆」を探してさらに世界を飛び回り、本書が生まれました。

ここまでの内容紹介で 正直、「何言ってんだろう・・・?」という疑問がわかなかったでしょうか。 未知の扉が、手招きしてあなたを待ちかまえています。 地理的にも、思考的にも、いろんな制限を超えることができ たくさんの驚きとワクワクに出会える一冊です。

こんな人におすすめ!

  • ・本好きのあなた
  • ・納豆好きのあなた(※食べるのが嫌いでも、この本はおすすめ!)

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