『考えるとはどういうことか―0歳から100歳までの哲学入門』

本の内容を簡単に…

「哲学対話」という実践を通して得た、「考える方法」に関するまとめ。生きているかぎり、いつでも誰にでも必要な、(なんか小難しい感じではない)新しい『哲学』への入門書。

著者はこんな方

1966年生まれ、現在東大大学院総合文化研究科教授。

おすすめのポイント

哲学対話は、「子どものための哲学(Philosophy for Children:P4C)」に由来する実践です。難しい哲学者の思想について教えるのではなく、思考力を育てるための方法として開発されました。

対話の場におけるルールが、とても印象深いものでした。
ルール(1):何を言ってもいい。
ルール(2):人の言うことに対して否定的な態度をとらない。
ルール(3):発言せず、ただ聞いているだけでもいい。
ルール(4):お互いに問いかけるようにする。
ルール(5):知識ではなく、自分の経験にそくして話す。
ルール(6):話がまとまらなくてもいい。
ルール(7):意見が変わってもいい。
ルール(8):分からなくなってもいい。

本を読んだ後、このルールが、言葉覚えたての子たちの話合いでは、当たり前に全部守られているというのが、すごく印象的でした。(少し大きくなると、まず (2) が守られなくなっちゃうみたいだけど、これって周りの大人等から学んでるってことなのかなぁ・・・。)。

こんな人におすすめ!

  • 10歳~100歳の人へ。 (0歳~はちょっと早いと思う。)
  • 「自分の考え」を、最近誰にも話してないな って思う人

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