薬剤師国家試験 第103回 問39 過去問解説

 問 題     

骨粗しょう症治療薬のエルカトニンの作用機序はどれか。1つ選べ。

  1. 破骨細胞の活性抑制による骨吸収抑制
  2. 骨芽細胞の分化促進
  3. カルシウムの腸管での吸収及び腎臓での再吸収の促進
  4. 骨組織のエストロゲン受容体の活性化
  5. 副甲状腺ホルモンの分泌抑制

 

 

 

 

 

正解.1

 解 説     

エルカトニンは、カルシトニン製剤の一種です。破骨細胞に作用して骨吸収を抑制します。疼痛除去にも効果が認められているのが特徴です。 

以上より、正解は 1 です。
類題 98-16499-63101-62

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