薬剤師国家試験 第103回 問38 過去問解説

 問 題     

痛風・高尿酸血症の治療薬のうち、尿路結石を予防する目的で、尿アルカリ化薬が併用されるのはどれか。1つ選べ。

  1. コルヒチン
  2. ベンズブロマロン
  3. フェブキソスタット
  4. ラスブリカーゼ
  5. ナプロキセン

 

 

 

 

 

正解.2

 解 説     

選択肢の薬物は全て痛風・高尿酸血症で用いられる薬です。尿酸排出促進剤を見分けることができるかという問題です。

選択肢 1 ですが
コルヒチンは、発作時の抗発作薬です。微小管タンパク質(チュブリン)と結合することで微小管の形成を阻害します。これにより、関節炎症部位への好中球の遊走を抑制することで痛風発作を緩解します。選択肢 1 は誤りです。

選択肢 2 は、正しい記述です。
ベンズブロマロンは尿酸排出促進薬です。

選択肢 3 ですが
フェブキソスタットは、キサンチンオキシダーゼ(XO)阻害薬です。選択肢 3 は誤りです。

選択肢 4 ですが
ラスプリカーゼは、遺伝子組換え尿酸オキシダーゼです。点滴静注薬です。がん化学療法に伴う高尿酸血症の治療に用います。選択肢 4 は誤りです。

選択肢 5 ですが
ナプロキセンは、酸性 NSAIDs です。短期間に大量投与することにより痛みを抑制します。選択肢 5 は誤りです。

以上より、正解は 2 です。

参考 薬理学まとめ 高尿酸血症、痛風治療薬

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