薬剤師国家試験 第111回 問188 過去問解説

 問 題     

35 歳女性。妊娠 23 週で高血圧(180/110 mmHg)を認め、メチルドパを投与されたが十分な降圧は得られなかった。追加する薬物として適切なのはどれか。 1 つ選べ。

  1. ニフェジピン
  2. ジルチアゼム塩酸塩
  3. エナラプリルマレイン酸塩
  4. テルミサルタン
  5. レナリドミド

 

 

 

 

 

正解.1

 解 説     

選択肢 1,2 ですが
アムロジピンやニフェジピンの Ca 拮抗薬 2 剤については、2022 年 12 月添付文書改訂により「妊婦禁忌」が解除され、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合には投与可能となりました。

一方、ジルチアゼムは Ca 拮抗薬ですが、本試験時点において妊婦に対して投与禁忌です。選択肢 1 は妥当です。選択肢 2 は不適切です。


選択肢 3,4 ですが

ACE 阻害薬や、ARB は、妊婦に投与禁忌です。選択肢 3,4 は不適切です。


選択肢 5 ですが

レナリドミドはサリドマイド誘導体です。催奇形性を有するため不適切です。


以上より、正解は 1 です。

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