問 題
質量分析法に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- マトリックス支援レーザー脱離イオン化(MALDI)法は、主にタンパク質のアミノ酸配列の決定に利用される。
- MALDI法は、一般に飛行時間型質量分析計(TOF-MS)と組合せて用いられる。
- 液体クロマトグラフィー/質量分析法(LC/MS)のイオン化には、エレクトロスプレーイオン化(ESI)法がよく用いられる。
- ESI法では、試料分子は大気圧下でイオン化される。
- m/z値が1,000.0と1,000.1の2本のピークが明瞭に区別できる場合の分解能は10,000である。
正解.1
解 説
MALDI 法は、タンパク質のような大きな分子量の物質の質量決定に用いられます。よって、アミノ酸配列の決定に用いられるわけではありません。選択肢 1 は誤りです。
選択肢 2 ~ 5 はその通りの記述です。
以上より、正解は 1 です。
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