薬剤師国家試験 第97回 問29 過去問解説

 問 題     

終板の持続的脱分極により骨格筋弛緩作用を示すのはどれか。1つ選べ。

  1. パンクロニウム
  2. ベクロニウム
  3. ダントロレン
  4. スキサメトニウム
  5. A型ボツリヌス毒素

 

 

 

 

 

正解.4

 解 説     

バンクロニウム、ベクロニウムは、競合的 Nm 受容体遮断薬です。

ダントロレンは、筋肉の興奮-収縮連関の抑制薬です。

スキサメトニウムは、脱分極性筋弛緩薬です。

A 型ボツリヌス毒素は、アセチルコリンの放出を妨げます。

以上より、正解は 4 です。
類題 98-15499-154
参考 薬理学まとめ 運動神経系に作用する代表的な薬

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