問 題
急性膵炎の診断に有用な血液検査値はどれか。1つ選べ。
- アルブミン濃度
- C反応性タンパク(CRP)濃度
- 乳酸脱水素酵素(LDH)活性
- 尿素窒素(BUN)濃度
- リパーゼ活性
正解.5
解 説
急性膵炎とは、何らかの原因により、膵臓の消化酵素による自己消化がおきてしまうことです。本来ならば消化管に排出されてから活性化される消化酵素が、膵臓において活性化してしまい、それによる膵臓の自己消化がおきます。膵臓細胞障害の結果、膵蔵産生酵素であるリパーゼ等の、血中濃度上昇に伴う活性上昇が所見として表れます。
以上より、正解は 5 です。
コメント