薬剤師国家試験 第106回 問19 過去問解説

 問 題     

新生児マススクリーニング対象疾患のうち、年間の発見数が最も多いのはどれか。1つ選べ。

  1. ホモシスチン尿症
  2. フェニルケトン尿症
  3. メープルシロップ尿症
  4. クレチン症
  5. ガラクトース血症

 

 

 

 

 

正解.4

 解 説     

新生児マススクリーニングとは、新生児における先天性の代謝異常などの疾患を早期に発見し治療することを目的とした検査のことです。これは二次予防にあたります。検査は義務ではありません。

新生児マススクリーニングの対象疾患は、主に6つあります。フェニルケトン尿症、ホモシスチン尿症、メープルシロップ尿症、ガラクトース血症、クレチン症、先天性副腎過形成症です。最も見つかりやすいのはクレチン症です。

以上より、正解は 4 です。

参考 衛生薬学まとめ 新生児マススクリーニング

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