薬剤師国家試験 第105回 問186 過去問解説

 問 題     

子宮内膜症の病態と治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 子宮平滑筋が増殖する疾患である。
  2. エストロゲン非依存性疾患である。
  3. 下腹部痛、月経痛などの症状がある。
  4. GnRHアンタゴニストが用いられる。
  5. ダナゾール投与により治療を行う際は血栓症に注意が必要である。

 

 

 

 

 

正解.3, 5

 解 説     

選択肢 1 ですが
子宮内膜症とは、「子宮内膜」が子宮以外の場所に発生する疾患です。子宮平滑筋が増殖するのは子宮筋腫 です。よって、選択肢 1 は誤りです。

選択肢 2 ですが
エストロゲン依存性疾患です。よって、選択肢 2 は誤りです。

選択肢 3 は妥当な記述です。

選択肢 4 ですが
GnRH「アゴニスト」が用いられます。ちなみに GnRH は、LHRHとも呼ばれます。代表例がリュープロレリンです。アンタゴニストではありません。よって、選択肢 4 は誤りです。(97-254)

選択肢 5 は妥当な記述です。

以上より、正解は 3,5 です。

参考)病態・薬物治療学まとめ 前立腺癌、異常妊娠、異常分娩、不妊、子宮癌、子宮内膜症の概説

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