問 題
客観的な危険が存在しないのに、急な不安に襲われ、動悸、呼吸困難、めまいなどの自律神経症状を伴い、通常30分以内に症状が改善する不安神経症はどれか。1つ選べ。
- 全般性不安障害
- 外傷後ストレス障害
- 強迫性障害
- パニック障害
- 解離性障害
正解.4
解 説
選択肢 1 ですが
全般性不安障害は、状況にかかわりなく漫然とした不安が持続する神経症です。よって、選択肢 1 は誤りです。
選択肢 2 ですが
外傷後ストレス傷害は PTSD ともいわれます。強烈な体験の後に、再体験(当時の記憶、感情がありありと思い出されること)等の症状が継続することです。よって、選択肢 2 は誤りです。
選択肢 3 ですが
強迫性傷害は、不合理な行為、思考を、意に反して反復してしまう症状です。よって、選択肢 3 は誤りです。
選択肢 4 は妥当な記述です。
選択肢 5 ですが
解離性障害は、自分が自分であるという感覚が失われている状態(解離状態)を主とする病気です。よって、選択肢 5 は誤りです。
以上より、正解は 4 です。
類題 102-61
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