問 題
状況にかかわりなく漫然とした不安が持続する神経症はどれか。1つ選べ。
- 広場恐怖
- 強迫性障害
- 外傷後ストレス障害(PTSD)
- 全般性不安障害
- 社会不安障害
正解.4
解 説
選択肢 1 ですが
広場恐怖症とは、毎回恐怖や不安を誘発するから、ある場所を避けることが半年以上持続している症状のことです。※別に広場とは限りません。公共交通機関や、閉所なども当てはまります。状況にかかわりないわけではありません。
選択肢 2 ですが
強迫性障害とは、不合理な行為、思考を、意に反して反復してしまう症状です。漫然とした不安の持続ではありません。
選択肢 3 ですが
PTSD(Post Traumatic Stress Disorder)とは、強烈な体験の後に、再体験(当時の記憶、感情がありありと思い出されること)等の症状が継続することです。漫然とした不安の持続ではありません。
選択肢 4 は、正しい選択肢です。
選択肢 5 ですが
社会不安障害とは、人前などの状況で相当な苦痛、生活への重大な支障がある程度に恐怖を感じるといった症状です。状況にかかわりないわけではありません。
以上より、正解は 4 です。
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