薬剤師国家試験 第102回 問60 過去問解説

 問 題     

パーキンソン病患者に特徴的な症状はどれか。1つ選べ。

  1. 躁状態
  2. 下痢
  3. 高血圧
  4. 上肢の筋弛緩
  5. すくみ足

 

 

 

 

 

正解.5

 解 説     

パーキンソン病は、ドパミン作動性神経の変性によりドパミン作動性神経とコリン作動性神経のバランスが崩れることで、筋固縮、姿勢反射障害、振戦といった症状がおきる進行性の疾患です。

選択肢1 ~4は
パーキンソン病患者に特徴的な症状とはいえません。すくみ足は、姿勢反射障害の一つです。パーキンソン病患者に特徴的な症状です。病気の進行と共に、約 50 % 程度の患者で見られるようになる症状です。

床に線を引き、それをまたぐようにしたりL字型の杖を使い、杖をまたぐように歩いたり聴覚的な刺激に合わせて一歩目を踏み出す など患者さんにあった、克服のコツがあることが知られています。

以上より、正解は 5 です。
類題 97-193
参考 病態・薬物治療学まとめ パーキンソン病の病態生理、治療薬、注意点

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