薬剤師国家試験 第100回 問160 過去問解説

 問 題     

糖質コルチコイドに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 標的細胞の細胞質で、受容体と結合し、核内へ移行する。
  2. 細胞性免疫を抑制するが、体液性免疫を抑制しない。
  3. タンパク質異化作用により、骨粗しょう症を引き起こす。
  4. 下垂体に作用し、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌を促進する。
  5. 腎集合管に作用し、Na及びKの排泄を促進する。

 

 

 

 

 

正解.1, 3

 解 説     

選択肢 1 は、正しい記述です。

選択肢 2 ですが
糖質コルチコイドは、細胞性免疫も体液性免疫も抑制します。よって、選択肢 2 は誤りです。

選択肢 3 は、正しい選択肢です。

選択肢 4 ですが
糖質コルチコイドの産生によるフィードバック制御により、副腎皮質刺激ホルモンの分泌は抑制されます。分泌が促進されるわけでは、ありません。よって、選択肢 4 は誤りです。

選択肢 5 ですが
糖質コルチコイドは、Na+ の再吸収 及び K+ の排出を それぞれ促進します。Na+ の及び K+ の排出を 促進するわけでは、ありません。よって、選択肢 5 は誤りです。

以上より、正解は 1,3 です。

コメント