公務員試験 H29年 国家一般職(土木) No.36解説

 問 題     

我が国の都市交通に関する記述㋐~㋓のうち下線部が妥当なもののみを挙げているのはどれか。

㋐ 路面電車に関しては、20世紀後半、モータリゼーションの進展などにより営業キロ数が急減するなどの衰退が顕著であったが、その後はまちづくりの観点からその役割が見直され、路線の新設なども行われている

㋑ パーソントリップ調査の特徴として、人の「移動目的(通勤、私事等)」や「移動手段(鉄道、自動車等)」が把握できることが挙げられる。

㋒ 四段階推計法において、発生交通量及び集中交通量の推計は、一般的に重力モデル法や現在パターン法が適用される。

㋓ 高速自動車国道及び自動車専用道路に設定できる設計速度の最高値は、100km/hである。

1.㋐、㋑

2.㋐、㋓

3.㋑、㋒

4.㋑、㋓

5.㋒、㋓

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

記述㋐は正しい記述です。

新設の例としては宇都宮市の事例があります。

記述㋑は正しい記述です。

パーソントリップ調査はPT調査と略されます。どこにどのような目的でどんな手段を用いて移動したかを調査します。

以上より、正解は 1 です。

記述㋒ですが、重力モデルや現在パターン法は「分布」の推計に用いられます。

四段階推計法は以下の4段階による推計です。

  1. 発生・集中 
  2. 分布 
  3. 分担 
  4. 配分 

「発生・集中」 の推計は原単位法などが用いられます。

記述㋓ですが、道路法に基づく政令(by 内閣)「道路構造令」 13条によれば、設計速度として120km/h がありえます。

よって記述㋓は誤りです。

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