試験の概要(国家公務員 一般職)

国家公務員一般職とは、採用試験の趣旨によれば、定型的な事務をその職務とする係員です。受験資格については生年月日による制限、国籍制限等があります。

「大卒程度試験」「高卒者試験」「社会人試験(係員級)」の3つの区分があります。制限にかからなければどの区分も受験可能です。例えば、中学校卒業後進学せず数年経過し、年齢制限にかからなければ、学歴が大卒でなくても、「大卒程度試験」を受験できます。

申し込みは、インターネット申込みで行うことができます。試験区分は行政については地域ごとです。北海道、東北、関東甲信越、東海北陸、近畿、中国、四国、九州、沖縄と区分が分かれています。

採用予定者数は大体、関東を100とした場合、近畿が50弱、東海北陸・九州が40弱、北海道・東北・中国が20弱、四国・沖縄が10弱といった配分です。どこの区分でうかっても、本府省(いわゆる東京の官庁)に試験合格後官庁訪問可能です。

行政以外の区分、いわゆる技術職については土木、機械、電気・電子・情報、建築、物理、化学、農学、農業農村工学、林学という区分です。土木、電気・電子・情報が採用予定者数が多く、農業農村工学が少ないです。ただし、採用予定者数の大小と、試験倍率は別物である点には注意が必要です。

試験科目は筆記試験(一次)が、基礎能力試験と呼ばれる、知能+知識分野のマークシート試験、いわゆる教養試験+専門試験(マークシート+論文記述式)です。二次試験が個別面接試験です。最終合格すると、官庁訪問になります。官庁訪問で内定を得ると採用されて大体春から勤務開始です。

採用試験に関する情報は主に、国家公務員採用試験NAVI(https://www.jinji.go.jp/saiyo/saiyo.html)から取得することができます。

ものすごく雑な配点の捉え方としては、0~1000点満点で、教養が2/9,専門が4/9,論文が1/9,面接が2/9 なので「教養が222点満点、専門が444点満点、論文が111点満点、面接が222点満点で、ちょうど平均を全部とれば 500 点になる試験」と考えればよいです。

1次合格は技術系では3割程度でよい区分から、5.5割程度必要な区分まで幅があります。行政は地域によって5割付近でよい所から、6.5割付近が必要な所までわかれています。
※ もちろん合格最低点は、年度、平均点等により左右します。