公務員試験 H28年 国家専門職(食品衛生監視員) No.3微生物学Ⅰ(1)解説

 問 題     

微生物の殺菌に関する記述 ①~⑤ について、妥当なものには ○ を、妥当でないものには × をそれぞれ記せ。

① 殺菌は、病原微生物、非病原微生物を問わず、全ての微生物を完全に死滅除去することである。

② D 値は、一定温度において、微生物数を1/100 にするために必要な加熱時間のことである。

③ z 値は、D 値を1/10 又は10 倍にするために必要な温度の差のことである。

④ 紫外線殺菌は、紫外線が主として細胞膜に損傷を与えることにより殺菌力を示すものである。

⑤ コーデックス規格で定められた放射線殺菌では、特定のガンマ線のみ線源として使用することが認められており、他の線源の使用は認められていない。

 

 

 

 

 

 解 説     

①ですが
記述は「滅菌」についてです。殺菌は、特定の微生物を死滅させることを意味します。

②ですが
1/100 ではなく、1/10 です。D が decimal reduction time の略であることなどから思い出せるようにしておくとよいです。

③は、正しい記述です。

④ですが
紫外線は主として細胞膜ではなくDNAに損傷を与えます。

⑤ですが
電子線やX線も用いられます。

以上より、①☓、②☓、③◯、④☓、⑤☓ です。

類題 H27No6Ⅱ(1)

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