公務員試験 H27年 国家専門職(教養) No.38解説

 問 題     

次のア~エは参政権と国務請求権に関する日本国憲法の条文であるがA~Dに当てはまるものの組合せとして正しいのはどれか。

ア:公務員をA し及びこれを罷免することは国民固有の権利である。

イ:公務員の選挙については成年者によるB を保障する。

ウ:何人も損害の救済公務員の罷免法律命令又は規則の制定廃止又は改正その他の事項に関し平穏にC する権利を有し何人もかかるC をしたためにいかなる差別待遇も受けない。

エ:何人も抑留又は拘禁された後無罪の裁判を受けたときは法律の定めるところにより国にそのD を求めることができる。

 A    B    C   D
1. 任命 直接選挙 請願 補償
2. 任命 直接選挙 陳情 賠償
3. 任命 普通選挙 陳情 補償
4. 選定 普通選挙 陳情 賠償
5. 選定 普通選挙 請願 補償

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

ウが「請願」権の条文であることに注目すれば、正解は 1 or 5 です。

そして公務員は「選定」することが国民固有の権利です。以上より、正解は 5 です。

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