公務員試験 H26年 国家一般職(土木) No.6解説

 問 題     

等差数列{an}において、a10-a6 = 8、5a3 = 7a2であるとき、a8+a9+a10はいくらか。

  1. 57
  2. 60
  3. 63
  4. 66
  5. 69

 解 説     

等差数列とは、最初の数字から一定の数ずつ増えていく or 減っていく数列のことです。一定の数を公差、初めの数字を初項といいます。

公差を d とおくと、a6 = a1 + 5d、a10 = a1 + 9d なので、a10-a6 = 8 に代入すると4d = 8 とわかります。∴ d = 2 です。

公差が 2 なので、a3 = a1 + 4、a2 = a1 + 2 です。

従って、5a3 = 7a2 に代入すると、5(a1 + 4) = 7(a1 + 2)、∴a1 = 3 です。

a8 = 3 + 7×2 = 17 なのでa9 = 19,a10 = 21 です。3つ足せば、 57 となります。

以上より、正解は 1 です。

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