問 題
等差数列{an}において、a10-a6 = 8、5a3 = 7a2であるとき、a8+a9+a10はいくらか。
- 57
- 60
- 63
- 66
- 69
解 説
等差数列とは、最初の数字から一定の数ずつ増えていく or 減っていく数列のことです。一定の数を公差、初めの数字を初項といいます。
公差を d とおくと、a6 = a1 + 5d、a10 = a1 + 9d なので、a10-a6 = 8 に代入すると4d = 8 とわかります。∴ d = 2 です。
公差が 2 なので、a3 = a1 + 4、a2 = a1 + 2 です。
従って、5a3 = 7a2 に代入すると、5(a1 + 4) = 7(a1 + 2)、∴a1 = 3 です。
a8 = 3 + 7×2 = 17 なのでa9 = 19,a10 = 21 です。3つ足せば、 57 となります。
以上より、正解は 1 です。
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