2021年 国家一般職(高卒 技術) No.88 建築構造設計 解説

 問 題     

次の記述に該当する構造の種類として最も妥当なのはどれか。

「鋼製部材のまわりに鉄筋を配して、その外側に型枠を組み、コンクリートで固めた構造であり、骨組みが粘り強く、耐震性がよい、外力を受けたときの変形が小さく、居住性がよい等の長所がある一方、構造が複雑になり、工期が長くなる、建築費が高い等の短所もある。」

1.木構造
2.鉄筋コンクリート構造
3.鋼構造
4.鉄骨鉄筋コンクリート構造
5.補強コンクリートブロック構造

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

「鋼性部材のまわりに」、「鉄筋を配して」、「コンクリートで固めた」などから「鉄骨鉄筋コンクリート」を連想するのではないでしょうか。

後は「補強コンクリートブロック構造」と悩む所かもしれません。コンクリートブロックの空洞に鉄筋を挿入し、モルタルを充填した耐力壁で構成した構造のことです。コンクリートブロックについて触れられていないので該当しません。

以上より、正解は 4 です。

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