H28年 大気概論 問5 問題と解説

平成25年度の環境基準の達成状況に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 二酸化硫黄の長期的評価については、一般環境大気測定局の99.7%、自動車排出ガス測定局の100%で達成された。
  2. 二酸化窒素の長期的評価については、一般環境大気測定局の100%、自動車排出ガス測定局の99.0%で達成された。
  3. 一酸化炭素の長期的評価については、すべての一般環境大気測定局及び自動車排出ガス測定局で達成された。
  4. 光化学オキシダントについては、一般環境大気測定局の0.3%で達成、すべての自動車排出ガス測定局で未達成であった。
  5. 浮遊粒子状物質の長期的評価については、一般環境大気測定局の16.1%、自動車排出ガス測定局の13.3%で達成された。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説    

浮遊粒子状物質は、一般局で97.3%、自排局で94.7%とかなり高い達成率となっています。

(5)に記載された数値は、「浮遊粒子状物質」ではなく「微小粒子状物質(PM2.5)」の実績値です。

環境基準の達成状況をこちらのページにまとめましたので、試験前に最新の数値を確認しておくことをおすすめします。

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