H28年 大気概論 問6 問題と解説

水銀及びその化合物に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 有害大気汚染物質のうち、優先取組物質とされた23物質の一つである。
  2. 人への発がん性が強く示唆されている。
  3. 大気中濃度について、健康リスクの低減を図るための指針となる値として、1年平均値が0.04μgHg/m3以下と設定されている。
  4. 平成25年度における環境省のモニタリング調査結果によると、全測定地点で指針値が達成されている。
  5. ごみ焼却炉では、廃棄物に含まれている水銀が排出されることがある。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説    

水銀は一部動物試験で発がん性が疑われていますが、ヒトに対しては認められていません。ただし、水俣病の原因物質であるメチル水銀化合物に関しては、ヒトに対する発がん性があるかもしれないとは考えられています(発がん性リスクの分類でいうと、グループ2B)。

それでも、(2)のように「人への発がん性が強く示唆されている」わけではないので、これは誤った記述です。

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