H28年 汚水処理特論 問23 問題と解説

イオン電極法の原理において応答電位Eと測定対象イオンの活量aの間に成り立つネルンストの式を最も適切に表すものはどれか。

ただし、E0は25℃での標準電極電位、Rは気体定数、Tは絶対温度、Zはイオンの価数、Fはファラデー定数、logは常用対数である。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説    

ネルンストの式の具体的な式構成についての出題頻度は低めなので、問21に続いてこの科目2問目の捨て問題ということにしてしまって構わないと思います。

ただし、多少でも知識があれば、応答電位と標準電極電位の電位差(E-E0)が活力aの対数に比例するので、選択肢(1)か(2)が正しいと判断できます。また、RTは理想気体の状態方程式でも使われているようにセットで使われることが多いので、(1)と(2)のうち(1)が正しいことが推測できます。

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