H27年 大気概論 問5 問題と解説

平成24年度の環境基準の達成率に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. SO2の長期的評価については、一般環境大気測定局で99.7%、自動車排出ガス測定局で100%であった。
  2. NO2の長期的評価については、一般環境大気測定局で100%、自動車排出ガス測定局で99.3%であった。
  3. COの長期的評価については、一般環境大気測定局、自動車排出ガス測定局とも100%であった。
  4. 微小粒子状物質(PM2.5)の長期基準については、一般環境大気測定局で61.5%、自動車排出ガス測定局で45.5%であった。
  5. 浮遊粒子状物質の長期的評価については、一般環境大気測定局で79.2%、自動車排出ガス測定局で62.9%であった。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説    

浮遊粒子状物質は、一般環境大気測定局(一般局)と自動車排出ガス測定局(自排局)の両方とも99.7%の達成率でした。その前の年の平成23年度は一般局が69.2%、自排局が72.9%と低めでしたが、大幅に改善されています。ちなみに、平成25年度は一般局が97.3%、自排局が94.7%と高水準を維持しています。

環境基準の達成率に関する最新の数値はこちらのページにまとめてあります。

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