H26年 大気概論 問5 問題と解説

長期的評価に基づく平成23年度の環境基準の達成率に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. SO2については、一般環境大気測定局で99.6%、自動車排出ガス測定局で100%であった。
  2. NO2については、一般環境大気測定局で100%、自動車排出ガス測定局で99.5%であった。
  3. COについては、一般環境大気測定局、自動車排出ガス測定局とも100%であった。
  4. 浮遊粒子状物質については、一般環境大気測定局で69.2%、自動車排出ガス測定局で72.9%であった。
  5. 微小粒子状物質については、一般環境大気測定局で9.5%、自動車排出ガス測定局で6.7%であった。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説    

微小粒子状物質の達成率は3割程度です(一般環境大気測定局で27.6%、自動車排出ガス測定局で29.4%)。達成率としては低水準ですが、選択肢(5)ほど悪い数字でもありません。

ただし、微小粒子状物質の達成率は年によって変動が激しいので、今回の数値を覚えるのではなく最新のデータを押さえておく必要があります。

環境基準の達成率に関する最新の数値はこちらのページにまとめているので、参照してください。

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