H25 大規模水質特論 問4

植物プランクトンの増殖速度の計算に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 水中での光強度は、ランバート-ベールの法則に従い、濁りによって減衰する。
  2. 水中での光の消散係数には、植物プランクトン量が関係している。
  3. 栄養塩の摂取速度の計算には、窒素濃度とりん濃度の和を用いる。
  4. ポテンシャル成長速度は、温度の関数で規定される。
  5. 水面での太陽光強度の日変化は、最強日射量と日長の関数として近似できる。

正解.3

栄養塩の摂取速度の計算は窒素濃度とりん濃度が影響しますが、和ではなく、どちらか一方のみ、少ないほうを使います。

理屈としては、窒素もりんも栄養になりますが、仮に窒素を100摂取してもりんの摂取が0だったら、増殖に必要な栄養が揃いません。窒素を100摂取してりんを10摂取した場合も、トータルで10の分は栄養になりますが、窒素のうち90は無駄になります。窒素を100摂取してりんも100摂取したら、それぞれをフルに活用できて100が栄養になります。

そのような感じなので、(3)の記述を書き直すと、「栄養塩の摂取速度の計算には、窒素濃度とりん濃度の小さいほうの値を用いる。」となります。

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