ニトリルはR-C≡Nで表される化合物で、カルボン酸誘導体と似たよう挙動を示すことが多いです。そのため、カルボン酸誘導体としてみなされることもあります。
ニトリルはC原子が正に帯電しています(Nの電気陰性度のため)。よって、求核試薬がこの炭素を攻撃する求核負荷反応が起こりやすいです。その結果イミン誘導体が生成しますが、これは安定性に乏しく、すぐに別の化合物へと変わります。
加水分解
例えば、ニトリルと水との反応では以下のようになります。
上図のとおり、反応過程でアミドが生成しますが、最終的にはアミドの加水分解が起こりカルボン酸となります。
ヒドリド還元
水素化アルミニウムリチウム(LiAlH4)によってニトリルは還元され、第一級アミンが生成します。しかし、NaBH4だと反応性に乏しく、ニトリルとは反応しません。
Grignard試薬との反応
ニトリルはGrignard試薬と反応してケトンとなります。この反応では中間体としてイミンを経由します。
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