経皮吸収型製剤は、TTS:transdermal therapeutic system :経皮治療システム とも呼ばれます。皮膚から吸収させることを指向した製剤です。消化管への副作用や、肝初回通過効果を回避できる点や、必要に応じた投与の中断が容易であるといった利点があります。ニトログリセリン、フェンタニル、ツロブテロール、硝酸イソソルビドなどの製剤が利用されています。
放出制御は、膜制御型と、マトリックス型に大別されます。それぞれの放出速度に関しては、代表的な徐放性製剤における徐放化の手段のページを参照してください。
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