消化、吸収におけるホルモンの役割

消化器系において重要なホルモンは 5 つあります。

1つめは、ガストリンです。
胃幽門部(出口の方) G 細胞から分泌されます。胃酸分泌を促進し、消化を助けます。

2つめはセクレチンです。
十二指腸の S 細胞から分泌されます。膵液の分泌を促進させます。アルカリ性の膵液分泌を促すことで胃酸を中和させる機能を担っています。

3つめはコレシストキニンです。
十二指腸の I 細胞から分泌され、やはり膵液分泌を促進させることで消化を助けます。

4つめはインクレチンです。
十二指腸の K 細胞などから分泌されます。インスリン分泌の促進を行います。

5つめはソマトスタチンです。
膵臓ランゲルハンス島の D(δ)細胞から分泌されます。あらゆるホルモン分泌を抑制します。

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