骨髄、脾臓、胸腺の機能と構造

血液は、血球と血漿に分類されます。血球が血液の約45%を占めます。血漿の90%は水です。血漿には様々なタンパク質が含まれています。

骨髄は骨の中央部に存在します。骨髄は赤色骨髄と、黄色骨髄に分類されます。赤色骨髄は、造血機能を営んでいます。胸骨や肋骨といった骨において造血は行われています。黄色骨髄は、血球産生に関与しない、脂肪状の骨髄です。

脾臓は赤脾髄(外側)と白脾髄(内側)に分類できます。赤脾髄では、血液を蓄えると共に、古くなった赤血球を破壊します。白脾臓では、B 細胞や T 細胞が分布し、成熟の場として機能します。

胸腺は、骨髄で産生されたTリンパ球前駆細胞が増殖する場として機能します。幼児期が活発に免疫系を発達させる時期にあたり、思春期ごろに胸腺は最大になります。

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