眼、耳、鼻の機能と構造

眼の構造の大雑把なイメージが以下になります。

虹彩には、瞳孔括約筋、瞳孔散大筋が存在します。瞳孔括約筋が収縮すると眼が縮みます。M3  受容体刺激により収縮します。瞳孔散大筋が収縮すると眼が見開きます。α1 受容体刺激により収縮します。

水晶体はレンズです。
光を集め、外部の像を網膜に映します。水晶体の厚みを調節するのが、チン小帯と毛様体です。

近くを見る時は、水晶体を厚くします。この時チン小帯はレンズを厚くするために緩んで縮みます。チン小帯を緩めるために毛様体は伸びます。遠くを見る時は、水晶体を薄くします。この時チン小帯はレンズを引っ張るため伸びます。チン小帯を伸ばすために、毛様体は緩みます。

毛様体は、眼房水を産生します。
眼房水とは、眼球を満たす体液のことです。この液体により、眼球内の圧力は大気圧よりも高くなっています。これを眼圧といいます。

耳は、大きく3つの部分からなります。
すなわち、外耳、中耳、内耳です。外耳と中耳の間には鼓膜が存在します。

中耳には、鼓膜側からツチ、キヌタ、アブミ骨が存在し、鼓膜の振動を骨の振動に変換しています。

内耳には、蝸牛、前庭、半規管が存在します。聴覚や平衡感覚を司る部分です。

鼻は、外から見える部分と、その内側の部分に分類されます。外から見えるもこっとした部分は外鼻と呼びます。内側の空洞が鼻腔です。鼻腔の内部のイメージが下図です。

鼻腔の周りには、副鼻腔という空洞があります。この空洞は大きく4種類あります。副鼻腔の場所に関するイメージが下図です。

一番大きい空洞が上顎洞です。

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