国家公務員総合職(化学・生物・薬学)R3年 問105解説

 問 題     

動物の捕食回避行動に関する次の記述の ㋐、㋑、㋒ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

「有毒物質を体内に蓄積し捕食者に嘔吐反応を引き起こすオオカバマダラなど、餌としてまずい動物が警告色をもつ例は多い。また、餌としてまずい動物とまずくない動物の色彩や模様などが似ている現象を ㋐ 型擬態と呼び、この場合、餌としてまずくない動物のことを ㋑ と呼ぶ。㋐ 型擬態は、まずい動物に比べてまずくない動物の密度が ㋒ ときに効果が大きくなる。」

 

 

 

 

 

正解.1

 解 説     

㋐、㋑ ですが
餌としてまずい動物とまずくない動物の色彩や模様などが似ている現象を「ベーツ型擬態」と呼びます。この場合、餌としてまずくない動物を「ミミック」と呼びます。これにより㋒ は「低い」とわかります。


以上より、正解は 1 です。

類題 H26 no104 標識的擬態
https://yaku-tik.com/yakugaku/km-26-104/

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